清田南小学校3年生児童60人 あしりべつ郷土館に来館 昔の暮らしを学ぶ
清田南小学校の3年生児童約60人が12月5日、6日、8日にあしりべつ郷土館に来館し、館内で見学学習しました。
児童たちはクラスごとに3日間に分けてあしりべつ郷土館を訪問。館内では、清田区の歴史を伝える動画2本を視聴し、さらに、昔、清田区内で使われていた農機具や生活道具などを見学しました。
清田区の郷土史家の了寛紀明さん(元小学校長)と北海道文化財保護協会副理事長の田山修三さん(元小学校長)の2人が児童たちに展示物を分かりやすく説明しました。2人とも郷土館のボランティアスタッフです。
昔の民家を復元したコーナーでは、児童から「復元した民家の中に入ってみたい」という思いがけない要望があり、普段は、展示物の中には入れないのですが、特別に許可。
展示物が壊れないようスタッフが見守る中、児童たちは復元民家の中に入り、囲炉裏(いろり)に触ったり昔の格好をした人形の横に座ったりして、昔の生活を疑似体験しました。
児童たちは大喜びでした。やはり、映像を見るだけでなく、展示物を直接見て触ってこそ児童たちは興味がわくようです。
見学を終えると、児童たちは郷土館スタッフに感想とお礼を述べて、来た時と同じく歩いて清田南小まで元気に帰って行きました。
12月6日には、あしりべつ郷土館運営委員会会長で清田中央町内会連合会の鈴木亨会長も来て、児童たちに挨拶しました。
「あしりべつ郷土館」より転載