30年続いた清田中央地区交通少年団が解団

30年間続いた清田中央地区交通少年団が一定の役割を終えたとして解団しました。3月20日(土)、清田中央総合会館で退団式及び解散式が行われました。

清田中央地区交通少年団の解団式

清田中央地区交通少年団は平成3年(1991年)3月28日、友愛精神と交通安全意識を児童間に深め、正しい交通マナーの習得と地域の交通安全に寄与することを目的に結成されました。

団員は、清田南小学校と清田緑小学校の5、6年生で構成し、子ども会やスポーツ少年団ごとに参加してきました。

活動は、毎年4月に実施してきた地域の交通安全パレードへの参加や、新1年生への登校時の交通指導、羊ケ丘通などでの交通安全街頭啓発、交通安全標語を記したレターを地域の高齢者に送る取り組み、交通マナー・交通ルール習得の研修などの取り組みを行ってきました。

ただし、この1年はコロナ禍の影響で、ほとんど活動できませんでした。

清田中央地区交通少年団は、地域における交通安全活動の先駆的な取り組みを行ってきましたが、その後、清田地区町内会連合会をはじめ様々な団体による交通安全活動が活発になってきたことや、交通少年団世話人会を構成する交通安全指導員や子ども会育成者らの高齢化もあって、30年を区切りに解散することにしました。

団員たちに記念品を贈呈

最後の団員は、5、6年生90名で構成。退団式及び解団式には、代表の児童と世話人の方々、保護者らが参加して行いました。交通少年団の赤坂稔世話人代表が30年間を振り返る挨拶を行い、鈴木亨清田中央町連会長が出席した児童一人一人に記念品を贈呈しました。

退団生を代表して、最後の交通少年団団長の松尾倖太君が「コロナのため最後の年に活動できなかったのは残念ですが、これからも交通安全に努めていきたい」と堂々と挨拶しました。また、初代世話人の加藤孟さんと2代目世話人の赤坂稔さんに感謝状が贈られました。

「ひろまある清田」より転載

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